自転車用バーエンドミラー購入

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先日、電動アシスト自転車を新調して自転車に乗る機会が増えた。
広めの歩道(自転車走行可)が整備されている幹線道路を除けば、割と近い位置を車が追い抜いていくため、後方確認が特に欠かせない。
昔、首を痛めてから右方向への首の回りが悪くなり肩から上も動かす様に振り返っているため、今度は前方への注意が疎かになってしまう。
ちょっとした視線の移動で後方確認したい…とバックミラーを装着することにした。

バーエンドミラー(ゼファール・スピン)

厚紙の台紙にタイラップで留められただけのシンプルなパッケージ

購入したのは、ゼファール・スピン(Zefal Spin)。
コンパクト且つシンプルな形状のバーエンド装着タイプで、ミラーは樹脂製・凸面のワイド。
ミラー部分のサイズは最大60✕30mm(実測)。

ボディ素材は樹脂(ABS)で軽量。
固定時に調整ネジを受けて内径を拡げる役目を持つパーツは金属製のため、強く締め込み過ぎても樹脂製の様な変形による空回りを起こす恐れが少ない。(樹脂製を使用した製品ではネジ受け部分の変形で空回りして固定出来なくなった/取り外しに苦労した…という事例が有る模様。)

調整(回転)範囲

4軸(3軸は360°、1軸は180°)回転出来るので、かなり広範囲の調整が可能。

使用するハンドルバーの内径に合わせて二種類のカラーが付属

使用可能なハンドルバーの内径はΦ16mm~Φ22mm。
二種類のカラーを組み合わせることで、三段階の内径に対応出来る。
1)本体のみ…内径Φ16mm~Φ18mm
2)本体+小カラー…内径Φ18mm~Φ20mm
3)本体+小カラー+大カラー…内径Φ20mm~Φ22mm

ハンドルバーへの装着

ハンドルバーエンド(バーエンドキャップを外した状態)

装着する電動アシスト自転車(VOTANI H3)のハンドルバーはバーエンド部分で内寸Φ20mm。
バリか何かで大カラーは使えなかったため、小カラーだけ追加して装着した。

ミラーを展開した様子

この状態でハンドルバーエンドからミラー端までの距離は約80mm。
特に大きく張り出している感じは無く、よほど接近して擦り抜けでもしない限り問題無いだろう。

ミラーを収納した様子

展開状態からクルリと縦方向(ミラーを下に押し下げる感じ)に回せばグリップの下に収まる。
この状態でハンドルバーエンドからの突出部分は約15mm。
これなら駐輪場でも邪魔にはならないかな。

調整がてら軽く試走してみて。
コンパクトサイズながら、凸面鏡を使ったワイドミラーのため結構見易い。
樹脂ミラーといっても歪みが特に気になることもなく、十分視認出来る。
安全確認のためには実際に振り返っての目視ももちろん必要だけど、走行中にちょっとした視線の移動で後方を確認出来るのは安心感がかなり高まる。
各調整軸は購入時から特に増し締めなどはしていないが(ハンドルバーエンドへの固定軸は除く)、舗装路の段差(歩道への乗り降り等)程度では特に緩みなどは見られない。