GPD MicroPCの最も大きな特長は豊富な入出力ポート群だろう。
但し使用頻度が高いのは極一部。
屋外での使用機会も多いので、開口したままの未使用ポートが剥き出しなのが少々気になるところ。
特にRS-232C(DSub 9pin)はソフトケースへの出し入れ時にピンが引っ掛かって曲がったという事例もあるようだし。
それならカバーを装着すれば良いじゃないか。
ポートカバー1(市販品)
HDMI、USB(TypeA、TypeC)、RJ45、ヘッドホンの各端子はメジャーなのでコネクタカバーが市販されている。
ちょうど全てセットになった商品を見つけたので購入。
ポートカバー2(半自作品)
問題はコレ。
DSub 9pin用のコネクタカバーも市販はされているが(探した範囲では)全て「外側から被せる」タイプ。
MicroPCのRS-232Cポートはコネクタ(周囲)とケースが密着しているため、被せるタイプのカバーは使用出来ない。
「内側に嵌める」タイプじゃないと使えない。
結構探してみたものの嵌めるタイプのカバーは見つからず。
メス側コネクタを加工しようかとも考えたけれど、殆どが金属製なため加工が難しく、また出っ張りも大きいため見送り。
ふと、ファミコンのコントローラーに用いられているコネクタがDSub9pin(メス)と互換性があり、樹脂製なので加工が容易…ということを知った。
中華製の格安品を入手した。
早速、MicroPCのRS-232Cポートに挿してみるとキツ過ぎずユル過ぎずで良い感じ。
使うのは左端の部分。
出っ張りが大きいのでヤスリで削る…軟らかい樹脂なので切るのも削るのも容易。
背面に手持ちのゴムシートを貼って出来上がり。
見るからに粗製急造だけどカバーという目的は十分果たせるので良し。
実のところ、使う機会は殆ど無いんだから、単にゴムシートを貼り付けるだけでも十分じゃないか?…という気がしないでもないけどね(^^ゞ