折り畳みラップトップテーブル(ノートPCスタンド)

【この記事の所要時間: 321秒】

コロナ騒動による在宅テレワークが三月末に始まって早四か月半が経つ。
自宅のPC作業環境は卓袱台と座椅子…自宅ではそれほど長時間パソコン作業をすることが無いため、これでも十分だったが、さすがに仕事で長時間の作業は辛い…腰・首・肩に明らかな高い負担を感じている。
パソコンデスクとパソコンチェアを置けば良いのだが、室内に大きな家具を置きたくない…以前はしっかりしたデスクとアーロンチェアを使っていたが、この理由から数年前に大断捨離して手放した。

とはいえ、たたでさえ運動不足で不健康な生活の中、これ以上身体への負担を放っておくわけにもいかないので、座椅子でも使えて未使用時にはコンパクトに片づけられる、折り畳みタイプのテーブルを新調することにした。

撮影用に置いたもので、実際の使用時には部屋の中ほどに置いている座椅子と組み合わせる

Amazonで探すと折り畳みタイプのラップトップテーブル(ノートPC)スタンドが幾つも見つかる。
その中から、比較的高めの価格だがつくりがしっかりしているとの評価が高い製品を選んでみた。

頑丈な金属製、三関節構造

ほぼ金属製

まず条件としては極力金属製で頑丈なこと。
特に関節部分は力が掛かり、折り畳みや調整で動かす頻度が高いため強度が高いこと。
調べてみると、価格の差はほぼこの部分にあるようで、安価な物は樹脂製のため破損しやすい・ガタが出やすいなどのレビューが多かった。
今回購入した物はフレームと天板がアルミ合金製、関節部分は不明だけど同じくアルミ合金製かな。
遊び程度の僅かなガタは感じられるが、使用に差し支えるほどではない。
ちなみに耐荷重は最大30kg。

角度目盛り付き

関節部分には角度目盛りがあり、左右の角度を合わせ易い。
Amazonの購入者レビューでは左右の目盛りが合っていないといった指摘もあったが、自分が購入した物は全6個すべて左右が同じ目盛り値で角度が合っている。

着脱式マウステーブル付属

マウステーブルを左側の脚に装着
マウステーブルを右側の脚に装着
マウステーブルを天板の右端に装着

付属のマウステーブル(16×24㎝)は左右の脚もしくは天板の右端にネジ(ツマミ付きなので素手で着脱できる)で固定出来る。

ゴム板の滑り止め

左右の脚に装着した場合は、ゴム板の滑り止めと介して傾きの角度を任意に設定出来る。

折り畳むと薄型コンパクト

折り畳んだ様子

全ての関節を曲げて畳むとかなり薄くなるので片づけが容易。
天板のサイズは49.5×28.5㎝。
安定した状態での最大の高さは54㎝。
天板には通気用に多数の穴が開けられ、前後には溝も有り、パソコンの放熱性向上の効果も高そう。

ゴムシートの使い方

付属品

付属品は取扱説明書と粘着材付きゴムシート。
尚、冒頭の写真では座椅子の座面と脚の干渉を避けるため、関節の曲げ方向を取扱説明書とは逆にしている。

ゴムシートの使い道
パソコン前縁の接触バンパー

10枚ほど付属しているゴムシートは、天板に貼ってパソコンを置いた際のバンパーにしたり、最下段の脚に貼って滑り止めにする。

早速使ってみた

この記事の執筆で使ってみた感じは…かなり楽。
今まではやや低めの卓袱台だったので前屈みになり、背中が丸まる・目が近い、などの問題が有り、背中・首・肩への負担を感じていたが、このテーブルなら座椅子の背もたれに背中を預けることが出来て、上半身の姿勢がかなり改善されたと感じる。

天板や脚はしっかりしていて、少々力を掛けても不安は感じない。
マウステーブルはネジ(ナット)を除くとすべて樹脂製のため、力が掛かると結構撓む。
あまり強く押さえると破損する恐れがあり、無理は禁物。