写真散歩のつもりが … 大和ミュージアム、てつのくじら館

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昨日(9/17)から一泊二日で写真散歩へ出掛けてきました。
一日目は広島県呉市にある「大和ミュージアム」と「てつのくじら館」です。

大和ミュージアムは8年前(2006年9月)に訪れたことがあり、その後も帰省の度に再び出掛けたいと思いつつ、遠い ((各停・乗り継ぎ数回で片道三時間ほど。途中まで新幹線を使ってもさほど短縮出来ず、交通費は倍以上になる。)) こともあってなかなか実現せず。
また、てつのくじら館は以前訪れた際にはまだ無く、潜水艦だけが設置 ((現在とは道路を挟んだ反対の場所、大和ミュージアムと同じ側に置かれていました。)) された状態で、 内部の見学はおろか関連する展示も一切有りませんでした。
今回、ようやく訪れることが出来ました。

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・左:併催されている「戦艦大和・武蔵の進水式典」(7/12-9/23)のチラシ
・中:大和ミュージアムの入場チケット
・右:てつのくじら館(入場無料)の案内パンフレット 

尚、カメラ(EM-1&12-40/F2.8 PRO)は持参しましたが、見学に集中していたため写真はありません。

 

大和ミュージアム

訪れたのは実に8年ぶりで、大物展示物(戦艦大和の1/10模型、零戦、特殊潜航艇、等)の配置は以前と変わりありませんでしたが、こまごまとした展示品や展示ブースが結構模様替えされていました。
前回あった松本零士氏の宇宙戦艦ヤマト関連の展示が無くなっていましたが…期間限定展示だったのかな?
以前に比べて艦艇の模型が結構増えていたように思います。 

また、冒頭のチラシにある「進水式典」では大和と武蔵の他にも様々な艦艇の進水式典に関した記念品や報告書、設計図などが展示されており、なかなか見応えがありました。
他には、C.G.を駆使した映像が多く、大勢の人が熱心に観ていましたね。

そう、平日にも関わらず老若男女幅広い世代で結構多くの人が訪れていました。
比較的若い層が多く、中学生/高校生らしき女の子たちが熱心に説明文を読んだり映像を眺めている姿もチラホラと。

 

てつのくじら館

平成16年に退役した海上自衛隊の潜水艦あきしおの実物を中心とした展示です。
艦内の極一部ですが実際に入って見学することが出来ます。
潜水艦の中はかなり狭いといいますが…確かに狭い…気を付けて歩いていたにも関わらず、2〜3度頭をぶつけてしまいました(笑

展示棟では機雷に関する内容が多く、機雷の脅威や、機雷を除去する掃海の内容、掃海に従事する艦艇や航空機(ヘリコプター)、各種器材・装備の展示がメインです。
戦後取り組んだのが、太平洋戦争中に日本の周辺へ大量敷設された機雷の除去。
その後、朝鮮戦争での特別掃海任務湾岸戦争後(湾岸の夜明け作戦)のペルシャ湾での掃海任務で大きな評価を得ています。

そのものと同じく、普段なかなか目にすることの無い潜水艦や機雷について、実物を間近に見ながら知ることが出来る、大変良い施設だと思います。

 

おみやげ

大和ミュージアム内のショップ(ミュージアムショップ)で幾つかお土産を買ってきました。

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もみじ饅頭

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広島といえば、もみじ饅頭♪
こしあん、つぶあん、クリーム、チョコ、抹茶の五種類詰め合わせです。
中は一般的な「もみじ」の形で、個別包装も特に普通の物と変わりありません。
パッケージの裏側には戦艦大和の概要と、大日本帝国海軍五省が記されています。 

家族に大変好評でした。

ショッピングバッグ

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こちらは自分のお土産…というか、上のもみじ饅頭が持参したバッグに入らなかったため別持ち用バッグとして買い求めたような感じです。
まぁ、このサイズのマチ付き布袋は買い物用に欲しかったというのもありますが。
布製で上部の開口部内側を巾着状に閉じることが出来ます。
前面に”YAMATO MUSEUM”と諸々の文章が入っただけのシンプルなデザインが良いですね。

ピンズ(ピンバッジ)

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並んだ日章旗&旭日旗の下に戦艦大和のシルエットと”YAMATO MUSEUM”の文字が入っています。
他に、日章旗&旭日旗の下に”JAPAN”の文字が入った物も有りました。 

ちなみに、大和ミュージアムのオフィシャルオンラインショップもありますが、現時点での取り扱い商品は極一部のようですね。
実際の店舗にはミュージアムオリジナルの商品も含めて数多くの品揃えが有りました。

また、てつのくじら館にもやや小規模ですがショップが有り、様々な記念品が有りましたよ。

 

写真撮らず

どちらも館内や周辺では割と大きなズームレンズを付けたデジタル一眼レフカメラを持ち回っている人を結構見掛けましたが、実際に写真を撮っている姿は殆ど見掛けませんでした。
積極的に写真を撮っている人はほぼコンパクトデジタルカメラ。
スマホはやはりシャッター音が気になるのか、こちらも撮っている人は余り居ませんでしたね。

私は、こうした展示では展示物を見たり説明を読んだり聞いたりするのに集中するため写真は殆ど撮りません。
込み入っている場所(特に潜水艦内部や大型展示物近く)では邪魔になるから…というのも有りますが、撮影に気を取られず自分自身の目でしっかり見て・読んでおきたいからです。 

ただ、メモ的な感覚で撮れるコンパクトデジカメが有れば良かったかな、と思うことは何度もありましたが。

 

携行品

カメラバッグ

最初は、自宅から背負ってきたバックパックに入れて行こうと考えていましたが、見るからに仰々しい感じなのと、少々ミリタリー気が有りすぎる気がして見送りました。
それに、専用のカメラ用バックパックと事なり、内容物(カメラ)の出し入れは結構手間が掛かります。
(via;帰省バッグ … ミステリーランチ 1dayアサルト

持ち回る物を必要最小限に抑えれば手持ちのカメラバッグが使えるのではないか…と考えて選んだのがコレです。

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エレコム ZSB-SDG002BK(廃番)

今年のG.W.に帰省した際、写真散歩で使おうと実家近所の量販店で買って、そのまま実家に置いていた物です。

メインコンパートメントにはRRSプレート付きのE-M1&12-40/F2.8PROが収まり、高さ方向に多少余裕が有る程度。
前面には少しマチが有るポケットと、左右には着脱可能なボックス型ポケットが計二個。

これに、カメラ一式(E-M1&12-40/F2.8PRO)とiPhone5s、AC⇒USBアダプタ、Lightningケーブル、その他一泊道具をなんとか詰め込んで携行。

元々、軽い散歩(当然日帰り)を想定していたので必要最低限の宿泊道具を入れただけでもカメラの出し入れが結構窮屈になり、小まめにカメラを出し入れするような使い方には少々厳しかったです。
やはり適材適所が肝心ですね。 

ストラップ

カメラバッグの収納制約もあって、せっかく持参したストラップは持って行けませんでした。
(via;[E-M1] イージースライダーストラップとC-LOOPを購入

普段からストラップでカメラを提げることはせずグリップ鷲摑みで持ち回ることが多いので、さほど苦にはなりませんでしたが… 軽量コンパクトなカメラだから長時間でも気にしないのかも。