[CC110] カスタマイズ … シフトチェンジペダル交換

【この記事の所要時間: 32秒】

先日、クロスカブのステップをアルミ製の社外品へ交換した際に、もう一つ予定していたのがシフトチェンジペダルの交換でした。
東京堂のスポーツチェンジペダルへ交換しようと考えていましたが、脱着の際に干渉するメインステップの対処に少々手間が掛かりそうだったため見送りました。
(via;[CC110] カスタマイズ … アルミステップに交換

その経緯を書いたブログ記事(上記リンク先)へのコメントで、CT110(国内モデル)用の純正シフトチェンジペダルが無加工で装着出来、使い勝手が良い…と教えて戴き ((心から感謝しています。)) 、せっかく交換するのなら…と早速入手しました。

 

 

CT110(国内モデル)用純正シフトチェンジペダル

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・Part Number 24701-459-670 PEDAL, GEARSHIFT
・Part Number 95011-40000 RUBBER, CHANGE PEDAL

既に製造終了している数十年前のパーツが今でも新品、且つ、通常価格で入手出来るというのは実に驚くべきことかも。
ちなみに、国内のショップで購入しました。

 

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造りも仕上げもノーマルペダルより上質で、さすが古き良き頃の日本製だと感じます。

 

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ちょっと手間だったのが、この爪先側のゴム装着。
パーツ自体は素材の劣化も無く弾力が有るのですが、全体に硬くてペダル本体の軸に挿し込むのが一苦労。
ドライヤーで温めて柔らかくして押し込みました。

 

 

交換作業

メインステップの干渉回避

シフトチェンジペダルを脱着する際にはメインステップの左側が干渉するため、事前に底部の固定ボルトを緩めるか抜くかしてメインステップを押し下げられるようにしておきます。

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ノーマル車体の場合は、この4本のボルト。

 

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武川製アンダーフレームを装着している場合は、この4本のキャップボルト。

 

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私の場合は武川製アンダーフレームを装着していますので、アンダーフレームとメインステップを共締めしている四本のキャップボルトを抜きました。
アンダーフレームが有るためか緩めるだけではステップの押し下げ量が足りず、 結局ボルトを完全に抜いてアンダーフレーム共々押し下げることで回避出来ました。

 

ノーマルペダルの取り外し

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写真が暗くて判り難いですが、写真の真ん中辺りに有るギザ付きの軸にペダルが装着されています。

 

ペダルの比較

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・上:ノーマルのシフトチェンジペダル
・下:CT110(国内モデル)用のシフトチェンジペダル

前後共にノーマルよりも少し長いですね。
尚、ノーマルペダルにはペダルカバーを装着しています。
(via;[CC110] カスタマイズ … ペダルカバー装着

 

 

交換完了

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ペダルを交換し、抜き取ったキャップボルト(アンダーフレームとメインステップの固定用×4本)を元通り締めて、作業完了。

先日交換したアルミステップと相俟って、この部分だけを見るとカブっぽくないですね。

 

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気になるエンジンボディとの干渉は有りません。
ペダルを一番奥まで差し込んだ状態で、ペダルを上げ下げしても接触する恐れは無いです。 

 

早速、シートへ腰を落ち着けてシフト操作を試してみました。
今まで通りに前後を踏み込んでのシフト、前を爪先で引き上げてのシフト…いずれも良い感じです。 
前乗っていたバイクのシフト操作を思い出しますね。
ただ、カブは変速が逆順なので戸惑いそうな気もします。

[note]エンデュランスからもクロスカブに対応したチェンジペダルが販売されています。
写真で見る限りでは、今回使ったCT110(国内モデル)用とそっくりかも。[/note]