[CC110] カスタマイズ … パワースタンドに交換

【この記事の所要時間: 310秒】

クロスカブ納車から一年が経ち、カスタマイズについてはほぼ完了した…と前の記事に書きましたが、一つだけ追加のカスタマイズ。
(via;[CC110] 一周年♪

クロスカブに興味を持って情報収集していた時に、カブのサイドスタンドをより強化し、キャンプツーリングなどの大量積載状態でも安定して駐輪出来る「パワースタンド」というパーツの存在を知りました。

クロスカブを選んだ理由の一つが、いつかキャンプツーリングに行きたい…というもの。
荷物を大量に積んだ状態で、キャンプ場などの不整地でも安心して駐輪出来る、この強化スタンドをクロスカブにも是非装着したい…と。

残念ながら当時(クロスカブが発売されて既に半年経過)はまだクロスカブ対応品は出ておらず、その後も今に至るまで一向に発売される様子が有りません。
既存車種用は装着方法やサイズの点から流用は難しそう。 

そんな中で、京都の「モトブラン」というショップでクロスカブにパワースタンドを装着するというカスタマイズが紹介され、いずれ通販にも対応する…とのことで期待して待っていました。 ((車両持ち込みなら作業可とのことでしたが、さすがに京都は遠い。)) 
待つこと数ヶ月、先日通販が開始されたので早速注文し、今朝交換しました。

 

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交換作業

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ステップバーの加工が必要なため、ステップバーを送って加工・装着して貰うか、ステップバー込みでの購入になります。
私はステップバー込みで購入しました。

ステップバーごとの交換ですのでさほど難しい作業ではありませんが、私のクロスカブは武川のアンダーフレームを装着しているため少々手間が掛かりました。
ステップバーがアンダーフレームとエンジンに挟まれて共締めされているので、アンダーフレームを取り外す必要があります。
また、ステップバーはリアブレーキペダルとエキゾーストパイプに挟まれていて、純正ステップバーを抜き出すのも、パワースタンド付きステップバーを入れるのも、まるで知恵の輪状態。

アンダーフレーム絡みの作業は、アルミステップへの交換やシフトチェンジペダルの交換で或る程度感覚を掴んでいたのが役立ちました。
(via;[CC110] カスタマイズ … アルミステップに交換
(via;[CC110] カスタマイズ … シフトチェンジペダル交換

 

 

装着完了

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上げた状態と下げた状態はこんな感じ。
まぁ、普通ですね。

 

比較

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左:純正サイドスタンド
右:パワースタンド ((パイプ径が太くなった強化タイプ(NK-142?)のようです。))

一見、純正サイドスタンドの方が少し長く見えますが、先端はゴム製で接地すると曲がるため、実際はパワースタンドのほうが僅かに長いです。
サイドスタンドで停めた際の車体の傾きは、ほぼ同じながら心持ちパワースタンドの方が浅い(車体が立つ)感じがします。
また、純正は真っ直ぐな一本の棒ですが、パワースタンドはちょっと横に張り出して踏ん張るような形状になっています。 

スプリングは純正のほうが太くて長いですが、強さの違いは特に感じません。

さて、正規(?)のパワースタンドは、純正サイドスタンドと同じステップバーへの装着ではなく、スイングアーム部分に装着します。
支えがやや車体の後方に下がって積載重心に近付くため、より安定して支えることが出来ます。

いずれ、メーカーからクロスカブ対応品が出るかもしれませんね。 

 

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接地面の面積はパワースタンドの方が広いですが、それほど大きな違いは有りません。
ただ、パワースタンドは底面が凹んだカップ状になっていて、柔らかい地面でも食い込んで支える感じです。
純正サイドスタンドは平面でやや幅が細いため、柔らかい地面だと埋まっていきそう。

純正サイドスタンドがカジュアルシューズでパワースタンドは登山靴、そんな印象。