トイガン … フルスチールAEG LCT VZK-MSU

【この記事の所要時間: 739秒】

先日の転居前には趣味関連をかなり断捨離したが、トイガン関係も約一年間掛けて思い切って整理をした。
過去にブログで紹介したトイガンは全て手放し、ブログ未公開の電動ガンとガスガンそれぞれ一丁ずつのみ手元に残した。
その内の一丁がこの電動ガン LCT VZK-MSU。

ギャラリー

先ずは自画自賛の格好良い姿を四枚。
ストックの折畳み/展開とマガジン(ショート/ノーマル)別に。
最も好きなのはコブラサイトとショートマガジンを装着してストックを折り畳んだスタイル。

お気に入りポイント

電動AKは幾つかのメーカーから様々なモデルが出ているが、その中からこのLCT VZK-MSUを選んだのは…。
LCTはスチールの黒染め。
実銃はペイントだけど自分は黒染めを少し落とした見た目が好きなので。
またLCTは黒染めを軽く落とした程度では錆難いというのも大きなポイント。

VZK-MSUというモデルは実銃には存在しない。
とはいえ、実存するモデルで使用されているパーツを組み合わせているので、あからさまな架空銃じゃないと思うし、ローカルメイドの多いAKなら如何にも有りそうだし。
LCTには他にも似たスタイルのモデルが有るが、以下に記す多くのお気に入りポイントが最初から全て揃っているのはこのモデルのみ。
ちなみに、販売エリア/数限定モデルで現在は既に廃番になっている。

ハイダー

ズングリした丸っこい形状のショートハイダー

ハンドガード

ハンドガード(上:樹脂製カバー/下:サムホール付き木製フォアグリップ)

リアサイト

左右にガードが付いたシンプルなリアサイト

折り畳みストックとグリップ

折り畳みストック/エルゴノミックグリップ

サイドレイル

サイドレイル

ストックの折り畳み方向がレシーバーの右側なので、左側に有るサイドレイルに干渉しない。
また、右側にはチャージングハンドルが有り、ストックが同じ側に折り畳まれることで全体的な厚さが抑えられる。

ストックのヒンジ部

ストックのヒンジは右側への折り畳み、そのヒンジを固定している部分は他モデルと同じく左側へ折り畳めるため、加工すれば左右どちらにも折り畳めるように出来る…かも。
(実現するにはヒンジの左側に有るループを切除する必要が有る。)
また、この様にヒンジが二つ重なった構造のため、ストックが横方向に折り畳まれる他モデルと異なり、ストックを折り畳んだ状態でギアボックスの後部が露出しない。

ちょっと弄り

自作チークライザー(チークレスト、チークパッド)

チークライザー(自作)

折り畳みストックはシンプルな一本棒で、構えた際に頬付けが難しい(実質出来ない)ため、チークライザーを装着した。
他ストック用のチークライザー(ゴム製パーツ)と汎用のアルミアングル材を組み合わせて自作。
内部に樹脂製プレートを挟んで左右からイモネジで固定している。

マガジンキャッチ付きトリガーガード

DynamicStar Krebsスタイルトリガーガード

グリップを握った右手だけでマガジンのリリースが出来れば…という目的で装着。
LCTのAKはトリガーガードがネジで固定されているため交換が容易。(他社ではリベット留めされているケースも有り。)
加工は一切必要無く全くのポン付け。
形状はやや異なるが、メーカー純正オプションにも同種機能のトリガーガードが有る。

マグウェル(マガジンウェル)

マグウェル

AK系のマガジン装着を容易にするためという理由と見た目を変えたいという目的で装着。
樹脂製でトリガーガードと共締めで固定する。
尚、LCT AKへ装着する場合は、内部前方に組み込まれている金属製プレートを外す必要が有る。(容易に外れる。)
側面に貼り付けている凸状の物は、ストックを折り畳んだ際にバットプレートの接触を和らげるための保護パーツ‥PC用のゴム足を流用。

AKではお馴染みのセレクタレバー操作痕(上の写真で左上辺りの縦に弧を描いている細い線)…このモデルは新型レシーバーなので、セレクターのクリック溝がレバーの円回転に合った斜めになっていて操作痕も溝の中央を通っている。
一方、旧型レシーバーはフル(上)/セミ(下)が共に水平且つ平行で、操作痕が端に寄っている。
新型レシーバーと旧型レシーバーではクリック溝の間隔も異なっていて、旧型レシーバー用のセレクタレバーに換装した場合は固定位置が変わり上手く切り替えられないケースも有るらしい。

インナーマグウェル(マグウェルスペーサー)

画像が暗くて判りにくいが、トリガーの前方に嵌め込んでいるスチール製の小パーツ。
こちらは純粋にマガジンの装着を容易にするため。

GATE TITAN V3 Advanced Set

V3ギアボックス用の電子トリガーシステムを組み込んでいる。
組み込みはギアボックス内全般(サマリウムコバルトモーターへの交換含む)やチャンバー関連、インナーバレル交換などのカスタマイズと併せてショップに依頼した。

スマホやPC (設定アプリ GCS:Android/iOS/Windows/macOS)とUSB接続するためのキットが付属しているが、iPhoneではUSB接続は使用できないため、オプションのBluetooth接続キット(blu-link)を使用。
現在はほぼデフォルト設定のままで、フルオートモードのみ3点バーストへ変更している。
電動ガンをスマホで設定・制御出来るというのは凄い進化だと感心&吃驚。

その他諸々

マガジン

ショートマガジンとノーマルマガジン

付属のマガジンは樹脂製のノーマルマガジンだったけれど、給弾が今一つ不安定なのと、やはりスチール製の方が似合う‥というわけで130連ノーマルマガジンを新調。
その後、ヤフオクで個人製作(ノーマルマガジン加工)の10連ショートマガジンを見つけて、ストックを折り畳んだスタイルならこちらの方が似合いそう‥と入手した。
ゲームはせず部屋撃ちのみなので必要十分。

ドットサイト(実物コブラサイト)

サイドレイルが有り、ストックを折り畳んでも干渉しないことに拘ったのは、このコブラサイトを装着したかったから。
AKのフロントカバーやトップカバー、リアサイトなどに装着するレイルシステムを使ってドットサイトを載せる方法も有るけれど(サイドレイルに一般的なレイルを装着するアダプタも有る)、AKといえば自分的にはやはりこのコブラサイト。
ただ、残念ながらレプリカが無いため最新モデル(EKP 1S-03)の実物を入手した。(以前は旧モデルのレプリカが有ったらしいけれど廃番なのか全く見掛けず、また、造り的に今一つという評価も気になるところ。)
サイドレイルは上下左右のズレや傾き、ガタが出易いという弱点が有る。
自分の個体(銃、サイト)でもそのままでは僅かに左右のズレとガタが見られたため、嵌合部分に薄いゴムシートを貼り付けて対処している。
まぁ、ガタつきはともかく精度についてはそこまで求める銃では無いけどね。

ケース

ケース収納状態
移動時や縦置き保管時の状態

汎用のハードガンケース(ミリタリーベース 18L/50×30×12cm)を使用。
付属スポンジブロックの内一枚を底に敷き、コブラサイトやマガジンが収まる部分を刳り貫いて、その上に銃本体を斜め(対角上)に置いている。
先に記したようにチャージングハンドルが有る側にストックが折り畳まれるため厚さが抑えられて、少しだけコンパクトになる。
ケースの内側側面には厚さ3mmのスポンジテープを貼り、銃が接する箇所は更に貼り重ねている。
付属スポンジブロックの残り一枚を切り出して隙間に埋めて、(今回の転居など)移動時や縦置き時のクッションにしている。